矯正治療

小樽熊澤歯科クリニックの小児歯科では、歯並び・かみ合わせを「悪くならないよう」に誘導する「咬合誘導」と呼ばれる治療も取り扱っております。

咬合誘導は、歯並び・かみ合わせの「悪くなってしまった」場合に必要となる矯正歯科治療(歯列矯正治療)に比べ短期間で終了するため、お子様の負担を最小限に抑えることができます。咬合誘導の治療期間の目安を示します。

装置の装着も(矯正歯科と比較して)短期間であるため、虫歯の進行や発見の遅れも最小限ですみます。

矯正装置はどんなもの?

咬合誘導では、種々の装置を利用して、お子さんの歯や顎(あご)の成長の力を借りながら適正な歯並びやかみ合わせになるよう誘導していきます。当院で使用している主な矯正装置を紹介します。

反対咬合の矯正装置
上顎前突(出っ歯)の矯正装置
歯列拡大用の装置
急速拡大装置
歯並びの矯正装置
保定装置(リテーナー)
インビザライン
マウスピース型の矯正治療

治療事例

以下、当クリニックにおける咬合誘導の治療事例を紹介します。

症例1:永久歯の糸切り歯と奥歯のスペース不足

9歳女児、永久歯の糸切り歯と奥歯のスペースが不足していた症例です。X線による診査により、将来大人の歯の生えるスペースが不足することが予想されたため、リンガルアーチによる咬合誘導を行いました。詳細はこちら

症例2:前歯のスペース不足

8歳男児、前歯の生えそろうためのスペースが不足し、健全な歯並びの育成に支障が生じておりました。顎の発育を生かすことで、自然な歯並び・かみ合わせを獲得することが出来ました。詳細はこちら

症例3:反対咬合の改善

8歳男児。下の前歯が上の前歯を覆う、いわゆる「受け口」のかみ合せになっており、このままでは、健全な歯並び・かみ合せの育成に支障が生じておりました。リンガルアーチとチンキャップを利用し、経過を観察しながら装置の調整を行い、顎の発育を生かして自然な歯並び・かみ合せの発育が営まれるようになりました。詳細はこちら

症例4:八重歯の予防

10歳女児。両側糸きり歯のスペースが不足し、八重歯になる可能性があると判断しました。ヘッドギアーを利用しながら顎の発育を生かすことで、自然な歯並び・かみ合わせを獲得することが出来ました。詳細はこちら

症例5:前歯のかみ合わせと歯並びの改善

10歳女児。前歯の歯並びががたがたで、かみ合わせも良くありませんでした。上あごはクォードヘリクス、下あごはダブルアーチで側方拡大を行うとともに歯の生え方を観察しながら適切な空間ができるように調整。1年6ヶ月間の治療で歯並び・かみ合わせともに改善されました。

症例6:歯のかみ合わせと歯並びの改善

7歳女児。歯のかみ合わせが悪く機能にも支障がありました。上あごにリンガルアーチを使用して機能障害を除去、下あごはダブルアーチで側方拡大して空間を作りました。約半年の治療のあと経過観察。自然な歯並びとかみ合わせを獲得しました。

症例7:上下前歯の反対のかみ合わせの治療

11歳女児。前歯のかみ合わせの治療を実施。上あごのリンガルアーチで前歯を前に出し、下の歯を適正に覆う状態にした後、下あごにリンガルアーチとダブルアーチを使用して歯の傾きを起こすよう誘導。その後約2年マルチブラケットの使用を経て自然なかみ合わせを獲得しました。